【5月27日 AFP】26日、米電子機器大手アップル(Apple)が株式の時価総額で米ソフトウエア大手マイクロソフト(Microsoft)を抜き、米IT業界の首位が逆転した。

 同日、アップル株は前日比0.45%下げ、244.05ドルで取引を終えた。一方マイクロソフトの終値は4.07%下げて25.01ドル。この結果、アップルの時価総額が2220億ドル(約20兆円)となり、マイクロソフトの2192億ドル(約19兆7300億円)を上回って、石油大手エクソンモービル(ExxonMobil)の2786億ドル(約25兆円)に次ぐ米企業2位に躍進した。

 マッキントッシュ(Macintosh)PCで地位を築いたアップルは、一時同社を離れていた創業者のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)最高経営責任者(CEO)が1997年に復帰して以降、同氏の主導で携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」や多機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」、タブレット型携帯端末「iPad(アイパッド)」を次々と発売し、株価を順調に上げてきていた。(c)AFP