【4月2日 AFP】米アップル(Apple)の新型タブレットPC「iPad(アイパッド)」の米国での発売を3日に控え、アップルからサンプルを渡されたメディア各社は、iPadにべた惚れのようだ。

 経済紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street JournalWSJ)は「アップルから新たに発売される美しいタッチスクリーン型PCは、携帯型コンピューターを大きく変える可能性を秘めている」としている。

 USAトゥデイ(USA Today)は他の多くのメディアと同様、「iPadは常識を塗り替える」と報じた。

 IT記者のエドワード・C・ベイグ(Edward C. Baig)氏は「iPadは『何ができるか』ではなく『どのように出来るか』が重要。楽しくシンプルで驚くほど速い」と評価した。

 ITコンサルティング企業TechSavvy Globalのスコット・スタインバーグ(Scott Steinberg)氏は「デジタル出版や電子書籍リーダー業界をひっくり返すだけでなく、音楽や映像、画像をより快適でカジュアルに利用できる手段の提供を目指している」としている。

 一方、ウォルト・ディズニー・カンパニー(Walt Disney Company)はiPad版のウェブサイトを立ち上げた。今後、同社のオンラインコンテンツすべてを利用できるiPad用アプリケーションのリリースも計画している。「消費者の心をつかむような体験をiPadは提供する。新しいかたちで、オリジナルでインタラクティブなコンテンツを提供できることをうれしく思う」としている。(c)AFP

【図解】アップルの新型タブレットPC「iPad」
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