【3月6日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)は5日、オンラインでマイクロソフト(Microsoft)のオフィス(Office)製品群のドキュメントの協調作業を可能にする技術を持つ「DocVerse」を買収したと発表した。オンラインで提供されるアプリケーションにおいて、マイクロソフトとの競争がますます激化することになる。

 Google Appsチームのプロダクトマネージャー、ジョナサン・ロシェル(Jonathan Rochelle)氏はブログで、「(DocVerseは)少人数の優秀な開発者が集まったスピード感あるチームでわれわれと考え方を共有している。彼らはマイクロソフトオフィス製品群内で、真のコラボレーション環境を実現した」と述べた。

 グーグルはDocVerseの技術をオンライン文書作成サービス「Google Docs」の機能向上に利用する予定だ。グーグルは「クラウド」上にある無料サービスとしてGoogle Docsなどのサービス群を提供している。オンラインアプリケーションは、マイクロソフトが販売するワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)、エクセル(Excel)などのパッケージ製品と競争している。

 DocVerseは、マイクロソフトの元従業員が2007年に設立した企業。グーグルは買収金額を明らかにしていないものの、2500万ドル(約23億円)と報道されている。

 グーグルは1日、オンラインで写真を編集できるウェブサイト「Picnik.com」の買収を発表したばかりだった。(c)AFP