【2月19日 AFP】人気オンライン百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」の運営団体、ウィキメディア財団(Wikimedia Foundation)は17日、米インターネット検索大手グーグル(Google)から200万ドル(約1億8000万円)の寄付を受けたと発表した。非営利団体の同財団は、利用者らからの寄付金とボランティア活動により運営されている。ウィキメディアがグーグルから寄付を受けたのはこれが初めて。

 グーグルはこれまでもウィキメディアと協力関係にあり、つい最近もグーグルの翻訳ツールを使って、より多くの言語の記事の翻訳などをしている。

 同財団は2010年1月までの資金調達活動で、約24万人以上から800万ドル(約7億3000万円)近くの寄付金を集めた。寄付金はウィキペディアの利便性や使いやすさを高めるために使われるという。(c)AFP