【6月8日 AFP】米アップル(Apple)が8日に米サンフランシスコ(San Francisco)で開催する開発者会議「ワールドワイド・デベロッパーズ・カンファレンス(Worldwide Developers ConferenceWWDC)」で、新型iPhone(アイフォーン)の発表が行われるとともに、長期療養中のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)最高経営責任者(CEO)が姿を見せるのではとの見方が広がっている。

 アップルは通例通り、発表内容については堅く口を閉ざしているが、さまざまな憶測やうわさが飛び交っている。

 IT分野の調査・助言を行う英ガートナー(Gartner)のアナリスト、バン・ベーカー(Van Baker)氏は、今回のWWDCでは、新型iPhoneとマッキントッシュ(Macintosh)の新型OS「Snow Leopard」が最大の目玉になると予想。さらに、ジョブズ氏登場についても、「複数の情報筋から、ジョブズ氏が健康を取り戻しつつあるとの有力な情報を得ている」として、可能性はあると語った。

 一方で、「(ジョブズ氏が)姿を見せなかったとしても驚かない。(代役を務め、基調講演を行う)フィリップ・シラー(Philip Schiller)上級副社長の邪魔をするつもりはないはずだ」とも述べた。(c)AFP/Glenn Chapman