【4月14日 AFP】米マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」が、キリスト教の復活祭(イースター)休暇にあたる前週末、コンピューターウイルスによる攻撃を受けたことが分かった。ツイッターの共同創設者、ビズ・ストーン(Biz Stone)氏が公式ブログで明らかにした。

 ストーン氏によると、攻撃に使われたのはジャンクメールを通じて感染する自己増殖型のPCウイルス。最近、米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手マイスペース(MySpace)が攻撃を受けたウイルス「Samy」と同類で、IT系ニュースサイトCNETによると、作成者はニューヨーク(New York)在住の17歳のハッカーだという。

 これまでのところこのウイルスによる被害は報告されていないが、ツイッターへの攻撃が4回確認されていることから、ストーン氏はパスワード、電話番号などの個人情報の漏洩に注意するよう呼び掛けている。

 ツイッターでは、これまでにウイルスの感染が確認されたメッセージ約1万件を削除した。さらに週末のツイッター動向を徹底的に点検し、対策を施すと話している。(c)AFP