オーケストラの宣伝メールに抗議殺到、配信停止要求が全受信者に送信
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【2月19日 AFP】米ワシントンD.C.(Washington D.C.)一帯で17日、タンゴ音楽のコンサートを宣伝するたった1通の電子メールが大騒ぎを引き起こした。配信停止を要求したはずの受信者のメールボックスに、見知らぬ人たちからのメールが大量に流れ込んできたのだ。
最初は特に問題はなかった。パンナム・シンフォニー・オーケストラ(Pan Am Symphony Orchestra)が、3月1日に開催するタンゴ音楽のコンサートについて知らせる電子メールを、ワシントン・エリアの配信リストに送信しただけだった。
多くの宣伝メールと同様、このメールでもメッセージの最後に「配信停止」を選択することができたが、受信者が次々と配信停止を要求すると、その要求メッセージが他の受信者全員に送信されてしまった。
受信者が「全員に返信」を選択してしまったからなのか、あるいは配信停止の要求がリストの全員に返信されるように設定されてしまっていたのかは、これまでのところ明らかになっていない。
AFPの記者の1人は、数時間で100通以上の配信停止の要求メッセージを受信した。
配信停止を要求した受信者には、弁護士、ロビー活動家、ジャーナリスト、防衛企業、シンクタンクのメンバーなども含まれており、この問題に対して怒りを募らせている。
米連邦取引委員会(FTC)の当局者からは、「こちらは米政府の機関です。このアドレスをリストから削除してください」とのメッセージが送られてきた。また、別の受信者は「配信停止のメールを全員にccするのはやめてくれないか」と嘆いている。
ある受信者は新しくできた「友人」に、こんな提案をしている。「素晴らしいじゃないか。みんな、一緒に飲みに行かないか?」(c)AFP
最初は特に問題はなかった。パンナム・シンフォニー・オーケストラ(Pan Am Symphony Orchestra)が、3月1日に開催するタンゴ音楽のコンサートについて知らせる電子メールを、ワシントン・エリアの配信リストに送信しただけだった。
多くの宣伝メールと同様、このメールでもメッセージの最後に「配信停止」を選択することができたが、受信者が次々と配信停止を要求すると、その要求メッセージが他の受信者全員に送信されてしまった。
受信者が「全員に返信」を選択してしまったからなのか、あるいは配信停止の要求がリストの全員に返信されるように設定されてしまっていたのかは、これまでのところ明らかになっていない。
AFPの記者の1人は、数時間で100通以上の配信停止の要求メッセージを受信した。
配信停止を要求した受信者には、弁護士、ロビー活動家、ジャーナリスト、防衛企業、シンクタンクのメンバーなども含まれており、この問題に対して怒りを募らせている。
米連邦取引委員会(FTC)の当局者からは、「こちらは米政府の機関です。このアドレスをリストから削除してください」とのメッセージが送られてきた。また、別の受信者は「配信停止のメールを全員にccするのはやめてくれないか」と嘆いている。
ある受信者は新しくできた「友人」に、こんな提案をしている。「素晴らしいじゃないか。みんな、一緒に飲みに行かないか?」(c)AFP