【2月6日 AFP】米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of TechnologyMIT)の研究チームは、日常の行動にインターネットからの情報を融合させる「第6感」携帯デバイスを、市販製品をベースに開発した。

 このデバイスは、あらゆる平面をコンピューター操作のためのタッチスクリーンとして利用することができ、簡単な手の動きで操作をすることができるという。

 両手の指を使って額縁のかたちを作ることで写真の撮影ができたり、手首に指で円を描くとそこに正確な時刻を示す時計を表示したりすることができる。

 このデバイスには、ウェブカメラや電池式プロジェクター、携帯電話などが組み込まれ、宝飾類を身に着ける感覚で装着することができる。カメラやプロジェクターから発信される信号が、ネット接続されたスマートフォンへ中継される仕組みになっている。(c)AFP