【10月30日 AFP】米通信機器大手モトローラ(Motorola)は、インターネット検索大手グーグル(Google)の携帯電話向けオープンソース基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」を、展示用電話のOSとして使用する計画だ。

 米ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)紙が29日に伝えた情報筋の話では、8月に就任した同社の共同CEO兼モバイルデバイス部門CEO、サンジェイ・ジャ(Sanjay Jha)氏が指揮を執っている。モバイルデバイス部門の業績伸び悩みの打開策として、携帯電話で使用しているOSの数を大幅に削減する。同紙によると、アンドロイドベースの携帯電話の発売は、09年以降の見通しだという。

 またモトローラでは、従業員約6万6000人のうち数千人規模の人員削減も計画しているという。
 
 改革の詳細は30日にも、4半期決算と共に発表されると見込まれている。(c)AFP