【10月17日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)とフィリップ殿下(Prince Philip)は16日、ロンドン(London)中心部にある米インターネット検索大手グーグル(Google)の英国本社を訪れた。

 女王の訪問を記念して、グーグルの英国版サイト「Google UK」では同日、同社ホームページのロゴデザインを変更。2番目の「G」を女王の輪郭に、最後の「E」の上には王冠をあしらった。

 エリザベス女王とフィリップ殿下は、ソフトウエア開発者や上級管理者などと面会。グーグル傘下のインターネット動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」に赤ちゃんが笑っている映像が映し出されると、場は笑いに包まれた。

「女王は(わが社で)行われていることすべてに非常に関心を持っているようだった」と、女王を案内したニケシュ・アローラ(Nikesh Arora)欧州・中東・アフリカ事業運営副社長兼Google UK代表取締役社長は話す。「女王はユーチューブに公式の『ロイヤル・チャンネル』も開設しており使用経験もあるので、わが社の商品について理解している」

 フィリップ殿下もグーグルの従業員に話しかけていたが、トレーナーを着ていたソフトウエア開発者には「ジョギングから返ってきたばかりか?」と質問していた。(c)AFP