【7月10日 AFP】インターネット検索最大手グーグル(Google)は8日、インターネット上の仮想空間サービス「ライブリー(Lively)」を開始した。ソフトウエアは無料で、自分の仮想空間を作り、自分のウェブサイトに組み込んだり、他のオンラインサービスとも連携させて楽しめる。セカンドライフ(Second Life)に対抗するサービスとなりそうだ。

 ライブリーでは、ユーザーはウェブ上に仮想の「部屋」を設置、ネット上のキャラクターとなるアバターを設定する。動画投稿サイト・ユーチューブ(YouTube)やウェブアルバムPicasaなどと連携しており、室内はこれらのオンラインサービスで提供されている写真や動画を貼り付けて、自由に「装飾」することができる。

 セカンドライフなど既存サービスはユーザー登録が必要で、作成した環境を仮想空間から持ち出すことができなかった。

 ライブリーはまた、ユーザーが自由に個人領域をカスタマイズでき、例えばかっこいいマンション、広大な農場、街並みを背景にした屋上などを設定できる。Eメールやインスタントメッセージでオンライン住所を送り、友人のアバターを招くこともできる。

 同社の技術責任者Niniane Wang氏はネット上の投稿で、「お気に入りのブログやウェブサイトに併設された仮想空間に入ると、家具や環境を見るだけですぐにその空間を作った人の趣味が分かる」と指摘。「アバターの外見をカスタマイズすることで、言葉を使わなくても自分を表現できる。もちろん他のユーザーとチャットもできるし、しぐさで交流することも可能だ」と述べた。

 ライブリーはwww.lively.comからダウンロードできる。アプリケーションはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)フェースブック(Facebook)で使えるようカスタマイズされている。(c)AFP