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仏地裁、ユーザー参加型サイトに賠償命令、「リンク掲載は編集判断」

  • 2008年03月29日 19:41 発信地:パリ/フランス
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2007年10月10日、米ニューヨーク(New York)のマディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)で行われた愛猫団体「the Cat Fanciers' Association」が開催するキャットショーの内覧会で、マウスでパソコンを操作するアメリカンショートヘアのMaverickくん(写真は本文と関係ありません)。(c)AFP/DON EMMERT

【3月29日 AFP】パリ(Paris)の裁判所で27日、利用者が作成したウェブページが映画俳優のプライバシーを侵害したとして、フランスのユーザー参加型インターネットサイト「fuzz.fr」を運営するEric Dupin氏に総額2500ユーロ(約39万円)の賠償金支払いを命じる判決が出された。

 フランスの俳優オリヴィエ・マルティネス(Olivier Martinez)とカイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)とのゴシップ記事を掲載したサイトに「fuzz.fr」の利用者がリンクを貼ったことが問題となった。

 裁判所は、リンクの掲載は「編集判断」に相当するとして、「fuzz.fr」の設立者Eric Dupin氏に対し1000ユーロ(約15万5000円)の賠償金と訴訟費用1500ユーロ(約23万5000円)の支払い命令を下した。

 「fuzz.fr」は、登録ユーザーがウェブ上で発見した記事へのリンクを投稿することができるサイトで、最も人気の記事は自動的にサイトの最上部に表示される仕組みとなっていた。「fuzz.fr」はすでに閉鎖されている。

 Dupin氏は、今回の判決は他のユーザー参加型ウェブサイトに大きな衝撃を与えるとし、「フランスのユーザー参加型ウェブサイトにとって、今日は最悪の日だ。(今回の判決は)ありとあらゆる種類の訴訟に道を開いた」と述べた。

 ユーザーの執筆、編集による参加型オンライン辞書検索サイト「ウィキペディア(Wikipedia)」や動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」といった巨大サイトだけでなく、インターネットには個人が立ち上げたユーザー参加型のウェブサイトが多数ある。

 Dupin氏は、控訴する意志を明らかにしている。サイト閉鎖の理由については、「サイトに掲載された全部のリンクをひとつひとつチェックすることは不可能だ」と述べた。(c)AFP

「fuzz.fr」のサイト。Eric Dupin氏の写真も(フランス語)

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