【3月12日 AFP】経済産業省は12日、米アップル(Apple)の携帯音楽プレーヤーiPod nano(アイポッド・ナノ)が充電中に過熱し火花が出た事故について、同社日本法人に対し、調査を依頼したことを明らかにした。

 事故が起きた機種は「ナノ」の「MA099J/A」で、1月8日に神奈川県内で発生。経産省関係者は、事故の原因はプレーヤー本体にあるとの見方を示したが、明確な事故原因は明らかになっていないとした。

 現時点でアップル日本法人からのコメントは出ていない。朝日新聞(Asahi Shimbun)によると、経産省が受けた事故報告は1件だけで、リコールを求める予定はないという。

 アップルがiPodに使用しているリチウムイオン電池は、携帯電話やパソコンなどの家庭用電化製品に一般的に用いられている。(c)AFP/Hiroshi Hiyama