2007年5月1日、ルーズベルト・ホテル(Roosevelt Hotel)で開かれたAlwaysOn主催のHollywood Pool Partyの前に話をするユーチューブ(YouTube)創業者のチャド・ハーレー(Chad Hurley)氏。(c)AFP/Getty Images Chad Buchanan
【6月1日 AFP】動画投稿サイト、ユーチューブ(YouTube)と英EMIグループは5月31日、EMIが自身の管理するアーティストの音楽やビデオのユーチューブへの掲載を承諾したと発表した。これによりユーチューブのユーザーは、EMIの音楽やビデオを視聴したり、その一部を自作のコンテンツに組み込んだりすることが可能となる。
グーグル(Google)傘下のユーチューブをめぐっては、著作権者の承諾なく著作物が投稿されているとして苦情や訴訟が相次ぎ、同社が著作権侵害を防止するのに必要な技術的対策を講じていないとの批判の声が上がっている。
ユーチューブのチャド・ハーレー(Chad Hurley)最高経営責任者(CEO)は「EMIグループとの提携により、世界4大音楽会社のすべてがユーチューブの公式パートナーになった。EMIミュージック(EMI Music)の優れたアーティストのコンテンツをわれわれのサイトに掲載し、ユーザーに公開することができることを非常に喜ばしく思う」とプレスリリースで述べた。
コンテンツ使用許諾に伴う経済的対価の詳細は明らかにされていないが、EMIグループのエリック・ニコリ(Eric Nicoli)最高経営責任者(CEO)によれば、同グループとアーティストは「適正な対価を受ける」という。両社の発表では、EMIは、ユーチューブのユーザーがEMIの著作物を使用して作成したビデオから収入を得ることとなる。
ニコリ氏は「ユーチューブとの提携は、アーティストとファンを結びつける新たな方法や、社とアーティストに収入をもたらす革新的なビジネスモデルを模索していたEMIの望みにも合致する」と語る。
ユーチューブによれば、EMIは提携後も著作権で保護されているコンテンツをユーチューブから削除する権利を維持するという。
音楽とレコード会社の世界最大の「品ぞろえ」を誇るといわれるEMIグループは、Angel、Astralwerks、Blue Note、Capitol、EMI、Mute、Parlophone、Virginなどのレコード会社を所有している。
また、EMI所属のアーティストには、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)、コールドプレイ(Coldplay)、ザ・ディセンバーリスツ(The Decemberists)、ファットボーイ・スリム(Fat Boy Slim)、ゴリラズ(Gorillaz)、リリー・アレン(Lily Allen)、ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)、OK Go and Sick Puppiesなどが名を連ねる。(c)AFP
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