密猟で角奪われるサイたち、南アフリカ
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近年、闇市場でサイの角の需要が伸びていることを背景に、密猟も大きく増加している。アジアではサイの角は薬効があると信じられており、非常に高い値で取引がおこなわれている。密猟をしているのは犯罪組織とみられているが、警備体制の強化も奏功していないのが現状だ。
密猟によって殺されたサイは2007年には年間13頭だったが、10年には333頭、11年には448頭に上った。
写真はヨハネスブルク(Johannesburg)南東200キロに位置するボナボナ動物保護区(Bona Bona Game Reseve)で飼育される角を奪われたクロサイ(2012年8月3日撮影)。(c)AFP/STEPHANE DE SAKUTIN
【8月7日 AFP】南アフリカの動物保護区では、密猟によって角を奪われたサイたちが飼育されている。(c)AFP