【3月23日 AFP】欧州のエアバス(Airbus)、米ボーイング(Boeing)、そしてブラジルのエンブラエル(Embraer)の航空機大手3社は22日、航空機用の低価格バイオ燃料を共同で開発する計画を発表した。

 航空業界が排出する二酸化炭素の削減に向けた取り組みの一環で、どのメーカーの航空機でもそのまま使用できる、いわゆる「ドロップイン」燃料の技術開発を目指す。

 エアバスとボーイングはすでに、温暖化ガスの排出量が多いケロシンに代わる代替燃料の開発プロジェクトをそれぞれ独自に立ち上げている。エアバスは21日、豪バージン・オーストラリア航空(Virgin Australia)などと協力し、乾燥地域で育つユーカリの葉を原料とするバイオ燃料の研究を行うと発表していた。(c)AFP