【1月6日 AFP】水産庁は5日、南極海で調査捕鯨活動を行っている日本の調査船団が、今季初めて反捕鯨団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation SocietySSCS)」による妨害を受けたと発表した。

 4日、抗議船「ボブ・バーカー(Bob Barker)号」から降ろされた2隻の小型ボートが、調査船団の「第3勇新丸」の前をロープやワイヤを引きながら横切るなどして、5時間半にわたり妨害した。第3勇新丸は放水したり音声で警告を発するなどの対応をとった。なお、船団は当時、本格的な調査活動は行っていなかったという。(c)AFP/Shigemi Sato