【6月16日 AFP】グーグルは14日、同社にとって最大となるクリーンエネルギー推進の試みとして、ソーラー住宅普及プロジェクトに2億8000万ドル(約225億円)を出資する計画を発表した。

 グーグルではこの資金で、住宅所有者や事業者に太陽光発電のさまざまな利用法を提供している企業「ソーラーシティ(SolarCity)」を支援する基金を創設し、全米へのソーラー住宅普及を後押しする。

 グーグルのグリーン・ビジネス・オペレーション担当ディレクター、リック・ニーダム(Rick Needham)氏によると、今回の投資を含め、グーグルがこれまでクリーンエネルギー分野に投じてきた資金は6億8000万ドル(約550億円)に上る。今後もビジネス的に成り立つ再生エネルギー関連の投資先を探していくと述べている。

 またソーラーシティとの提携で、グーグルでは従業員の家庭に割引価格で太陽エネルギーを提供する。(c)AFP