【5月10日 AFP】俳優で米カリフォルニア(California)州前知事のアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)氏(63)と妻のマリア・シュライバー(Maria Shriver)さん(55)は9日、別居を発表した。2人の結婚生活は25年になる。

 シュワルツェネッガー氏とシュライバーさんは数週間前から別居しており、2人の関係の「将来について取り組んでいる」と声明で述べた。

 米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)によると、シュライバーさんが米ロサンゼルスそばのブレントウッド(Brentwood)の自宅から引っ越したという。

 2人は1977年に結婚。14~21歳の4人の子どもがいる。シュワルツェネッガー氏は共和党の前州知事で、シュライバーさんは民主党のケネディー家出身。

 2003年の知事選で、シュワルツェネッガー氏が女性の体をさわったとのスキャンダルが出た際には、元テレビ記者のシュライバーさんがシュワルツェネッガー氏を擁護。カリフォルニア州知事の任期中、シュライバーさんはシュワルツェネッガー氏を支えた。

 一方、2008年の大統領選では、シュライバーさんがバラク・オバマ(Barack Obama)氏を支持し、シュワルツェネッガー氏が共和党のジョン・マケイン(John McCain)候補を支持した。当時から2人の政治信条の違いははっきりしていたといえる。

 2人は「ともに子どもたちの養育を続ける。子どもたちは私たち2人の光であり、わたしたちの人生の中心にいる」と述べた。(c)AFP/Michael Thurston