【12月21日 AFP】2008年に中国から贈られたジャイアントパンダのカップル、団団(トアントアン、Tuan Tuan)と円円(ユエンユエン、Yuan Yuan)のおかげで、2頭を飼育する台北動物園(Taipei Zoo)への来場者数が50万人増えたと、台湾のラジオ局BCCが20日報じた。  2頭は、前年12月23日に中国・台湾の関係改善を象徴して贈られたもので、春節(旧正月)にあたる今年1月26日の初めての一般公開には6000人あまりが殺到した。  BCCが動物園関係者の話として報じたところによると、今年1年間の入園者数は370万人で、前年の320万人を大幅に上回った。パンダ人気によるものだと話している。  動物園は来週、パンダ到着1周年を祝う行事を予定している。来年には、二世誕生への期待のなか、繁殖を成功させたい考えだ。(c)AFP