【8月13日 AFP】ベルギー・アントワープ(Antwerp)近郊のカルムトハウト(Kalmthout)の植物園で、中国原産の「香果樹(Emmenopterys henryi)」の花が見ごろを迎えている。

 コーヒーの木と同じアカネ科の香果樹は、欧州では希少植物。1907年、欧州に初めて植樹された。

 欧州では、イタリアで1971年、英国で1987年、カルムトハウトの植物園で1987年、2006年と、これまでに4度しか開花したことがない。

 植物園では、木の上に白い小さな花を咲かせる香果樹を鑑賞しに訪れる来場者のために、特別に花見用の見物台を設けている。(c)AFP