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どうなる「桜前線」の将来、温暖化で年々開花早まる

  • 2009年03月26日 18:16 発信地:東京
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都内の上野公園(Ueno Park)で、桜の下を散策する人びと(2009年3月21日撮影)。(c)AFP/Toru YAMANAKA

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【3月26日 AFP】春の到来を告げる「桜前線」――この日本の風物詩が、気候変動のせいで存亡の危機にさらされていると、専門家らが懸念を強めている。

■早まる開花時期

 桜の開花時期は年々早まっている。気象庁が発表した今年の東京の桜開花日は3月21日だったが、これは予想より5日、1971-2000年の30年間平均と比べると丸1週間も早かった。

 気象庁(Japan Meteorological AgencyJMA)によれば、桜の開花が早まるのは異常気象とまでは言えないが、ここ数年間続いている現象だ。

 通常、桜の開花は日本列島南部の島しょで3月下旬ごろ観測され、本州をゆっくりと北上していく。しかし、40年前は本州南部にあった4月1日時点での桜前線の位置は、現在は約200キロも北に移っているという。

 東京・中目黒の桜並木を散歩していた76歳の女性は、40年以上前に同地に引っ越してきたときは、桜の開花時期は4月10日ごろだったと話した。

■温暖化が原因、花の咲き方も変化

 JMAの専門家は、気候変動と都市化が原因だと指摘する。とくに都市部の気温は、自動車やエアコンによる温暖効果、空き地の減少、アスファルトなど太陽熱を吸収しやすい素材が多く使われていることが影響し、地方と比較して著しく上昇した。

 財団法人「日本さくらの会(Japan Cherry Blossom Association)」の浅田信行(Nobuyuki Asada)氏は、温暖化や梅雨の時期の不安定化などの気象条件の変化の結果、50年後、100年後に日本に桜の木が残っているかは分からないと懸念を示す。浅田氏によると、現在すでに桜の花の付き方などが以前と変わってきているという。(c)AFP/Patrice Novotny

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