米国航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星に搭載されたセンサー「中分解能撮像分光放射計(Moderate Resolution Imaging Spectroradiometer、MODIS)」が2000年(左)と2008年に観測した、グリーンランド北西部フンボルト氷河(Humboldt Glacier、Sermersuaq Glacier)の縮小を示す2画像。(2008年8月30日、2000年8月31日撮影)(c)AFP/NASA
【12月19日 AFP】米国航空宇宙局(NASA)は、地球観測衛星に搭載されたセンサー「中分解能撮像分光放射計(Moderate Resolution Imaging Spectroradiometer、MODIS)」が2000年と2008年に観測した、グリーランド北西部のフンボルト氷河(Humboldt Glacier)の急速な縮小を示す画像を公表した。
フンボルト氷河は、リンカーン海(Lincoln Sea)とバフィン湾(Baffin Bay)とを結ぶネアズ海峡(Nares Strait)のケーン湾(Kane Basin)沿いに広がる全長90キロの北半球最大の潮水氷河で、Sermersuaq氷河とも呼ばれる。陸地から始まって海中まで続いていており、ネアズ海峡の氷山を形成する主要な氷原となっている。
MODISが観測した2つの画像を比べてみると、フンボルト氷河南部には、8年間でほとんど変化が見られないが、北部は縮小が著しく、ケーン湾に勢いよく流れ込む氷流が確認できる。いずれの画像でも、濃い青色で示されたケーン湾の海水に、氷山や海氷とみられる氷が散乱しているのが分かる。(c)AFP
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