【12月17日 AFP】世界気象機関(World Meteorological OrganisationWMO)は16日、過去12か月の気温は例年よりも低かったが、長期的にみると、世界の気温は気候変動の影響で依然として上昇傾向にあると発表した。

 WMOのミシェル・ジャロー(Michel Jarraud)事務局長は記者会見で、「今年の世界の気温は、史上10番目の暖かさになる見込みだ。温暖化の傾向は依然として強い」と語る一方、2008年は過去12年間で最も気温が低かったことを明らかにした。(c)AFP