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世界トップクラスのスキーヤーら、COP14で温暖化対策の強化訴える

  • 2008年12月06日 20:56 発信地:ポズナニ/ポーランド
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ポーランド・ポズナニ(Poznan)で開催された、環境保護団体、世界自然保護基金(WWF)による地球温暖化への取り組みを訴えるイベントで技を披露するスノーボーダー(2008年12月5日撮影)。(c)AFP/WOJTEK RADWANSKI

【12月6日 AFP】ポーランド・ポズナニ(Poznan)で開催されている国連気候変動枠組み条約(UN Framework Convention on Climate ChangeUNFCCC)第14回締約国会議(COP14)で、世界トップクラスのスキーヤーやスノーボーダーらが5日、地球温暖化によってスキーやスノーボードが脅威にさらされているとして、温暖化への取り組み強化を訴えた。

 米国のテッド・リゲティ(Ted Ligety)やジュリア・マンキュソ(Julia Mancuso)、スイスのターニャ・フリーデン(Tanja Frieden)を始めとする、30人あまりの世界クラスのスキーヤーたちは、COP14の議長を務めるポーランドのマチェイ・ノウィツキ(Maciej Nowicki)環境相に嘆願書を提出した。嘆願書は、環境保護団体の世界自然保護基金(WWF)がまとめた。

 スキーヤーたちは嘆願書で、「地球温暖化の破壊力は、スキーヤーやスノーボーダーが真っ先に目の当たりにする。欧州のアルプス(Alps)からアジアのヒマラヤ(Himalayas)まで、北米のロッキー(Rockies)山脈から南米のアンデス(Andes)山脈まで、冬は地球温暖化の脅威にされされている」と訴えている。

 また、「氷河後退の影響や降雪量の変化は、ウインタースポーツの愛好者でなくても感じるようになるだろう」と警告し、観光産業に依存する地域社会も大きな影響を受ける可能性があり、ぜい弱なアルプスの生態系はすでに強いストレスにさらされていると指摘した。

 専門家も、「山から氷河がなくなってしまったら、どうやって水を得るのか」と述べ、アルプスから流れ出る水を農業用水や飲料水に使う、ふもとの住民数千万人にも影響が出ると警告している。

 嘆願書は、新たに策定される枠組みについて、地球の平均気温が産業革命以前から2度以上上昇することを防ぐために十分な、温室効果ガス排出量の削減を実現させるものでなくてはならないと指摘している。(c)AFP
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