【11月28日 AFP】地球の気温が2度ほど上昇するだけで、グリーンランド(Greenland)の氷床や北極海氷は溶けだしてしまう。世界自然保護基金(WWF)が27日、こうした内容の新たな研究結果を発表した。

 北極海氷の融解は生態系に影響を与えるという。また、グリーンランドの氷床の融解によって、海面が最大7メートルまで上昇する可能性があり、世界中に壊滅的な影響を与えることになるという。

 WWFは、12月1日からポーランドで始まる国連気候変動枠組み条約第14回締約国会議(COP14)で、来年末までに「新たな気候変動条約を策定できるよう、強力に協議を進めていく」よう求めている。

 WWFグローバル気候イニシアチブ(Global Climate Initiative)のキム・カーステンセン(Kim Carstensen)部長は、「北極海やグリーンランドの氷が早期に溶けてしまうと、予測よりも急速かつ深刻な温暖化を促進するような影響を引き起こしてしまう可能性がある」と指摘する。(c)AFP