【11月18日 AFP】国連(UN)の気候変動枠組み条約第14回締約国会議(COP14)を2週間後に控え、国連気候変動枠組み条約(UN Framework Convention on Climate ChangeUNFCCC)事務局が17日公表した、2006年の40か国の温室効果ガス排出量で、排出量削減の取り組みがほとんど進んでいないことが明らかになった。

 排出量は前年比0.1%減とほとんど変化がなかった。だが、2000-06年にかけては、旧ソ連圏の経済活動が活発化したため排出量は2.3%増加した。

 京都議定書(Kyoto Protocol)で定められた排出削減目標は2012年に期限切れとなるが、それ以降の国際的な気候変動のための合意に向けた協議が、来月1-12日にポーランドのポズナニ(Poznan)で開かれる。(c)AFP