【11月13日 AFP】環境省は12日、2007年度(08年3月まで)の国内における温室効果ガス排出量が、京都議定書の定めた目標値をはるかに超える過去最悪の13.7億トンとなったと発表した。

 前年度比で2.3%増、基準年の1990年度比では8.7%の増加となった。

 環境省高官によると、新潟県中越沖地震で同県にある世界最大級の原子力発電所が稼働停止し、温室効果ガスを排出する火力などの発電で代替したことが、排出量増加の主な要因。(c)AFP