【10月1日 AFP】脂肪分の多い食事は、人間にとってだけの問題ではない。兵庫県の城崎マリンワールド(Kinosaki Marine World)のイルカが、高脂肪の食事が原因で太ってしまい、減量を行っているのだ。

 城崎マリンワールドでは、イルカやアシカのショーが行われているが、体重の増加で以前より高くジャンプできなくなったイルカを見て、観客もメタボ状態に気付いているという。

 同施設のホームページに掲載してある飼育レポートにも、「最近シーランドの動物達はちょっと・・・。太ってるんです!!!!」と飼育員が現状を吐露している。

 原因は食事として出されるサバ。この時期のサバはおいしいが、脂が非常にのっているのだ。

 マリンワールドでは現在、脂分の少ない魚を与えたり、食事量を減らすことでダイエットが行われているとのこと。飼育レポートには、減量を行っているので、ジャンプが低くても目をつむってくださいと書かれている。(c)AFP