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暗闇のなか冬季の南極着陸に成功

  • 2008年09月14日 18:40 発信地:ウェリントン/ニュージーランド
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米航空宇宙局(NASA)の無人探査機ガリレオ(Galileo)が撮影した地球の南極(1990年12月8日撮影、NASA提供)。(c)AFP/NASA

【9月14日 AFP】長期間にわたり太陽が沈む冬季の南極で11日、史上初めて暗闇のなか暗視ゴーグルを装着したパイロットが航空機を着陸させることに成功した。

 快挙を成し遂げたのは米空軍のチーム。輸送機C17グローブマスター(Globemaster)でニュージーランドのクライストチャーチ(Christchurch)から南極大陸の米基地があるマクマードサウンド(McMurdo Sound)まで飛行した。

 今回の成功により、数か月にわたって太陽が沈む冬季の南極でも安全に航空輸送を実施できる可能性がでてきた。科学者の往来が年間を通して可能となり、救急患者の移送にも対応できることになる。

 ニュージーランドの米空軍基地でこの計画を指揮したジム・マッガン(Jim McGann)中佐は、「危険性の高い計画だったが、着陸時には機体に装備された照明が滑走路上の標識をよく照らし、安全に着陸することができた」と語った。滑走路には夜間の離着陸のため誘導灯が埋め込まれることが多いが、南極では維持管理が困難だ。

 ニュージーランド南極基地のロウ・サンソン(Lou Sanson)隊長は、「歴史的な出来事」と称賛した。クライストチャーチのカンタベリー大学(Canterbury University)で南極の研究をするブライアン・ストレイ(Bryan Storey)教授は、ニュージーランドのプレス(Press)紙に、冬から春にかけて科学者を現場に送ることで、同時期の海氷の性質や大気現象の観測が可能になり、南極研究に弾みが付くと述べ、期待感を示した。(c)AFP

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