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カナダ北端の棚氷が大規模崩壊、気候変動が原因か

  • 2008年09月04日 22:18 発信地:パリ/フランス
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2008年8月に撮影されたカナダの北極海に面するエルズミア島(Ellesmere Island)のマーカム(Markham)棚氷が分解した後のマーカム・フィヨルド(2008年9月3日提供)。(c)AFP/LAVAL UNIVERSITY/DENIS SARRAZIN

【9月4日 AFP】カナダ・トレント大学(Trent University)の研究チームは3日、北極海に面するエルズミア島(Ellesmere Island)の複数の棚氷で8月以降、大規模な崩壊が起きていると発表した。2つの棚氷では大きな面積を消失、もう1か所の棚氷は北極海に漂流しているといい、チームでは気候変動が原因だとみている。

 エルズミア島沖に位置する総面積50平方キロのマーカム(Markham)棚氷は、8月初めに陸部分から分離し、現在は漂流している状態だという。

 また、近くに位置するサーソン(Serson)棚氷でも、2つの大きな塊が分離し、全面積の60%に当たる122平方キロを消失。3番目のワードハント(Ward Hunt)棚氷では7月に面積が半減したのに続き、さらに22平方キロを消失したという。

 トレント大学の棚氷研究者デレク・ミュラー(Derek Mueller)氏は、現在の気候状況ではこの変化を元に戻すことはできず、4000年間も棚氷を維持してきた環境はもはや存在しないと述べた。(c)AFP
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