【8月22日 AFP】米カリフォルニア(California)州マンハッタンビーチ(Manhattan Beach)が市条例で小売店にレジ袋の配付を禁じたのは州の環境法に違反しているとして、地元のレジ袋製造業者と小売業者10社などがこのたび、市をロサンゼルス州地裁に訴えた。

「セーブ・ザ・プラスチックバッグ連合(Save the Plastic Bag Coalition)」は、小売店に買い物客へのレジ袋の無料配付を禁止した市条例について、環境への影響を十分に分析せずに制定されたもので、カリフォルニア環境基準法(California Environmental Quality ActCEQA)に違反していると主張、条例の無効化を求めている。

 マンハッタンビーチ市議会は先ごろ、同じロサンゼルス郡のロサンゼルス(Los Angels)市に続いて、連邦法がレジ袋の有料化(25セント、約27円)を2010年までに義務づけない場合は市全域で無料レジ袋配付を廃止することを定めた条例を承認した。(c)AFP