【8月22日 AFP】インドネシア・ボルネオ(Borneo)島の奥地で、希少な「ボルネオウンピョウ(Bornean Clouded Leopard)」の個体群が新たに発見された。英国人の動物学者が21日、明らかにした。

 動物学者のSusan Cheyne氏によると、中カリマンタン(Central Kalimantan)州にある国立公園Sebangau National Park内のかつて伐採で森林が破壊されていた地域で、設置していたカメラが成体のボルネオウンピョウの雄2頭をとらえたという。

 今回の発見は、英オックスフォード大学(Oxford University)の研究部Wildlife Conservation Research Unitとインドネシアの大学によるもので、同公園内にボルネオウンピョウが生息していることを示す初めてのものだという。(c)AFP