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「気候変動チョコレート」でカーボンオフセット

  • 2008年06月18日 10:03 発信地:シカゴ/米国
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ニューヨーク(New York)で販売されるバレンタインデーのチョコレート(2008年2月13日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Stephen Chernin

【6月18日 AFP】チョコレートを買って1日分のカーボンオフセットを達成する? ブレスミントで乳ガン研究に寄付する? それとも、キャンデーを買って動物保護に貢献する?

 こうしたさまざまな付加価値のあるお菓子が昨今、注目を浴びつつある。

 ニュージーランドのチョコレートメーカー「ブルームズベリー(Bloomsberry)」は2年前から、排出権取引などを手掛けるベンチャー企業テラパス(TerraPass)と、自然食品小売り大手のホールフーズマーケット(Whole Foods Market)と提携し「気候変動チョコレート(Climate Change Chocolate)」を販売。

 風力タービンをデザインした板チョコのパッケージには、「もっと太陽の光を。カーテンやブラインドを開けて、太陽のぬくもりを部屋に呼び込みましょう。省エネだし、ネコも大喜び!」など、より「エコ」な暮らしのためのヒントが書かれている。

 ブルームズベリーでは板チョコ1枚につき55セントでテラパスからCO2(二酸化炭素)排出権を購入、平均的な米国民1人当たりの日間排出量に相当する133ポンドを相殺する。

 同社の米国支社マーケティング部によれば、「気候変動チョコレート」は1月の国内販売開始後、3か月間でCO2排出量930万ポンドを相殺。これは、自動車900台分の年間排出量に相当するという。

 最終的には全国展開を目指す「気候変動チョコレート」の米市場参入は、実にタイムリーだった。国内で「エコ」商品について行われたアンケートで、定期的に購入すると回答した人は2006年の12%から、直近の36%と3倍に増加している。

■「ひと味違う」キャンデー

 カリフォルニア州(California)のヒントミント(Hint Mint)が乳ガンの早期発見の大切さを訴えるシンボルマーク「ピンクリボン(Pink Ribbon)」をパッケージに導入したのは、個人的な理由からだった。マーケティング・ディレクターの母親が元乳ガン患者だったのである。

 単なる砂糖のかたまりではないキャンデーは、老舗メーカーの間にも広がりつつある。例えば香港(Hong Kong)のオーサム(Au’some)は、任天堂(Nintendo)ウィー(Wii)のコントローラーと同形状のケースに入ったキャンデーや、ヨーヨー型キャンデーなどで子どもたちから人気だが、脂質やグルテンを使わずに果汁を原料とし、より健康なお菓子として大人たちからも好評だ。

 最近では野生動物保護協会(Wildlife Conservation SocietyWCS)と提携、動物型のグミや、パンダやサルやペンギンなどの人形付きのケースに入ったキャンデーを販売し、絶滅危惧(きぐ)種の保護にも協力している。(c)AFP

1日2回更新本日の必読記事:2月13日  午前版

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