チュニジアのジェルバ島(Djerba)の公園で飼育されているナイルワニ(2007年5月6日撮影)。(c)AFP/FETHI BELAID
【6月6日 AFP】南アフリカのクルーガー国立公園(Kruger National Park)で、約30頭のワニが死んでいるのが見つかり、原因が川の汚染と関連があるかを探る調査が開始された。同公園の広報担当者が4日明らかにした。
公園側の発表によると、レンジャーが前週、オリファンツ川(Olifants River)の中に初めてワニの死骸を発見。その後のヘリコプターによる捜索で、死骸がさらに見つかった。
オリファンツ川は、同公園で最も汚染された川だというが、この川で最近魚の死骸が見つかったという報告はないため、科学者らは首をひねっている。公園側は、詳細な調査を行い解決策を見いだす必要があるとの見解を示している。
死んだクロコダイルはアフリカ全域に生息するナイルワニの一種で、同公園には数千頭が生息しているという。
死骸はそれぞれ腐敗の程度が違っていたが、しっぽに黄色がかったオレンジ色の固い脂肪があったことは共通していた。これは、腐った魚を食べることで発症する黄色脂肪症のようなものではないかと科学者らは考えている。
公園側は、隣国モザンビークのマシンジールダム(Massingir Dam)が最近下流への放水量を増やした影響でオリファンツ川渓谷の水位が上がり、堆積物が増えているとも指摘している。
クロコダイルの死骸、オリファンツ川に生息する魚、川の水、堆積物のサンプルが、分析のため研究所に送付されたという。(c)AFP




