ワシントンD.C.(Washington D.C.)の記者クラブで報告書「Wild Ivory Report」発表記者会見を開いた動物保護団体「Care For the Wild International(ケア・フォー・ザ・ワイルド・インターナショナル、CFWI)」のエズモンド・マーティン(Esmond Martin)博士(2008年5月5日撮影)。(c)AFP/Tim SLOAN
【5月7日 AFP】動物保護団体Care For the Wild International(ケア・フォー・ザ・ワイルド・インターナショナル、CFWI)とSave the Elephants(セイブ・ジ・エレファンツ)は5日、米国内で販売されている象牙製品の3分の1近くが、象牙の取引が禁止された1989年以降に違法に輸入された可能性があるとする報告書を発表した。
報告書では、全米16市町の小売店657店を対象に調査を行った結果、米国では2万400点以上の象牙製品が販売されていることが分かった。これは中国に次いで世界2番目の規模。また全体のおよそ3分の1に相当する約7400点が、象牙の輸入が禁止された1989年以降に加工された可能性があると指摘した。
この報告書「Wild Ivory Report」をまとめたCFWIのエズモンド・マーティン(Esmond Martin)博士によると、米国で販売されている象牙製品の95%が中国からの輸入品だという。博士は象牙取引の調査研究に30年間取り組んできた。
報告書によると、加工前の象牙は、1キロ当たり154-346ドル(約1万6000-3万6000円)で、1990年の110-144ドル(約1万1500-1万5000円)に比べ価格は高騰している。一方、米国内における加工前の象牙の年間消費量は、1980年代には7トンだったが、現在では1トン未満まで減少した。(c)AFP





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