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カナダ、太平洋沖の火山性海山を海洋保護区に指定

  • 2008年04月23日 23:36 発信地:オタワ/カナダ
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カナダ・ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州のスキッドゲート(Skidegate)で行われたBowie Seamountの海洋保護区指定発表に参加するカナダ環境省のRandy Kamp政務次官(右)とカナダ先住民ハイダ(Haida)族のGuujaaw首長(2008年4月19日撮影)。(c)AFP

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【4月23日 AFP】カナダ太平洋沖の独特な生態系を持つ火山性海山Bowie Seamountが新たな海洋保護区(Marine Protected Area)に指定された。関係当局が22日、明らかにした。

 ギャリー・ルン(Gary Lunn)天然資源相は「Bowie Seamountは生態学的な多様性に富むたぐいまれな深海のオアシス。この特有の宝を未来の世代に残すことを保障する」との声明を発表した。

 この海山はカナダ太平洋北西沖に浮かぶクイーンシャーロット諸島(Queen Charlotte Islands)の西180キロに位置し、海面下3000メートルから24メートルの深さ、面積6131平方キロの範囲に広がっている。同国が近年定義した海洋保護区の7番目の指定区域となる。

 科学者らは海山は100万年以内に形成されたもので、直近の氷河期には火山活動をしていた可能性があるとみている。

 以降、豊富な微小動植物の生育を支える特有の海況のおかげで、世界有数の多様性に富んだ複雑な生態系を持つ海山となった。

 調査では、多数のカニ、ヒトデ、イソギンチャク、カイメン、イカ、タコのほか、岩礁魚、オヒョウ、ギンダラなど多種の魚類が記録されている。また、アシカ、シャチ、ザトウクジラ、マッコウクジラ、16種の海鳥なども観察されている。

 一方、世界自然保護基金(World Wildlife Fund for NatureWWF)は、この海山が傷つきやすく脆弱(ぜいじゃく)で保護が必要だとして、海洋公園として指定するようカナダ政府に強く要請していた。(c)AFP

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