
【4月8日 AFP】世界のテレビ、インターネット、テレコム、広告、テレビゲーム業界などから1万3000人以上が参加する国際テレビ番組・デジタルコンテンツ見本市(MIPTV featuring MILIA)が7日、カンヌ(Cannes)で開幕した。今年は、サスペンスからドキュメンタリー、リアリティ番組から子ども向け番組まで、環境問題が世界中で流行しているようだ。
そうした番組はインターネットで急増中だが、公共放送局や衛星放送のゴールデンタイムでも人気が高まりつつある。同見本市を主催するリード・ミデム(Reed MIDEM)のテレビ部門担当ポール・ジョンソン(Paul Johnson)氏は「環境が今一番のブームだ」と語った。
ブームの先駆け、米ケーブルテレビ局「サンダンス・チャンネル(Sundance Channel)」は、映画俳優兼監督のロバート・レッドフォード(Robert Redford)が司会を務めるゴールデンタイムの環境番組『The Green』のシーズン2をスタートさせた。
同局はほかにも、『Big Ideas for A Small Planet』や『Ecobiz』といった環境番組を放映している。『Big Ideas for A Small Planet』は今後、北米だけでなく南米、中東、オーストラリア、アジア太平洋地域で放送される予定だ。
人々の環境への意識の高まりを受け、大手メディアがインターネットなど新しい媒体を活用する動きも活発化している。
たとえばニューズ・コーポレーション(News Corp)は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手マイスペース(MySpace)に新チャンネルを開局。MySpaceTVも、ナショナル ジオグラフィック(National Geographic)の番組や、世界中の視聴者から投稿された温暖化やリサイクルに関する映像を放映している。
環境問題は、従来のドキュメンタリー形式ばかりではなく、ドラマ、リアリティ番組、子ども向け番組などでも扱われるようになった。『Global Warming Survival Handbook』の著者で環境問題専門家のデービッド・ド・ロスチャイルド(David de Rothschild)氏は、英国の子ども向けケーブルテレビ局ニコロデオン(Nickelodeon)と組み、『Nick's Big Green Thing』という1週間番組を制作する。
今回の見本市では、日本のNHKが、50年にわたり環境問題に取り組んできた姿勢を評価され世界環境大賞を受賞する。また、環境保護活動家と企業家が、地球温暖化と闘う上でのメディアの役割について討論会を予定している。
サンダンス・チャンネルのLaura Michalchyshyn氏は語る。「環境問題はもはや選択肢ではない。人々は答えを求めている」(c)AFP










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