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現代の「ノアの箱舟」無事出航、北極の永久凍土層に種子バンク開設

  • 2008年02月27日 10:56 発信地:ロングイェールビーン/ノルウェー
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2008年2月26日、ノルウェー領スバルバル(Svalbard)諸島スピッツベルゲン(Spitsbergen)島のロングイェールビーン(Longyearbyen)に建設されたSvalbard Global Seed Vault(スバルバル世界種子貯蔵庫)の開設式に出席するケニアの環境活動家でノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ(Wangari Maathai)氏。(c)AFP/DANIEL SANNUM LAUTEN

【2月27日 AFP】「地球最後の日」に備えて世界で最も重要な種子を保管するため北極の永久凍土層に設けられた「箱船」、「Svalbard Global Seed Vault(スバルバル世界種子貯蔵庫)」が26日、運営を開始した。

 開設式に出席した欧州委員会(European Commission)のジョゼ・マヌエル・バローゾ(Jose Manuel Barroso)委員長は、この種子貯蔵庫を「凍ったエデンの園」と呼んだ。

 氷点下の気温の中、ケニアの環境活動家でノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ(Wangari Maathai)氏とノルウェーのイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)首相が、コメ粒の入った箱を、低温に保たれた3つの保管室のうちの1つに収めた。

 プロジェクトの中核である世界作物多様財団(Global Crop Diversity TrustGCDT)のCarry Fowler事務局長は開設式の後、AFPに対し、「絶滅の恐れがある貴重な大量の種子を安全に保管することができるようになったと、これで初めて声を大にして言える。世界は少しだけ安全になったんだ。1日の仕事としては悪くない」と語った。(c)AFP/Pierre-Henry Deshayes

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