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英国防省が風力発電開発計画に異議、「軍レーダーに悪影響」

  • 2008年02月04日 16:44 発信地:ロンドン/英国
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2006年7月11日、英南西部ケント(Kent)州ホイットスタブル(Whitstable)沖に広がる風力発電地帯。(c)AFP/The Times/David Bebber

【2月4日 AFP】英国防省が、軍のレーダーに影響を及ぼす恐れがあるとの理由から、複数の風力発電開発計画に異議を唱えていることが分かった。4日のタイムズ(Times)紙が伝えた。

 タイムズ紙によると、国防省は航空機の発見に支障が出るとして、同国東海岸に提案された少なくとも4件の風力発電開発計画に異議を唱えた。

 同省高官のChris Breedon空軍少佐が2007年10月に記した開発審査の証拠書類によると、風力発電タービンがレーダーの受信地域を妨害するため、航空機、レーダー、タービンの高さに関わらず、上空を飛行する航空機の発見に支障が生じるという。

 国防省は、すべての新たな風力発電施設の開発計画の申請について敷地ごとに調査を行うと主張。「国防省は政府が掲げる再生可能エネルギーの目標達成に尽力しており、可能な限り風力発電開発業者と協力して共通の解決策を探るようにしている」と述べた。

 ビジネス・企業・規制改革省の報道官は、風量発電の開発候補地と軍のレーダーシステムの間に問題が起きていることを認めている。

 現在の英国の再生可能資源による発電量は全発電量のわずか2%で、風力発電能力は0.5ギガワットに過ぎない。政府は2020年までにこれを33ギガワットまで拡大する目標を掲げている。(c)AFP
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