関連情報南極・北極の氷の融解
2008年1月24日、ノルウェーのスバルバル諸島・スピッツベルゲン(Spitzberg)島の町ロングイェールビーン(Longyearbyen)に到着した欧州の北極調査機関「ダモクレス(DAMOCLES)」の調査船「Tara」と乗組員ら。507日間、2600キロの調査の旅を終えて帰還した。(c)AFP/FRANCIS LATREILLE
【1月25日 AFP】パリ(Paris)に本部を置く仏国立科学研究センター(National Centre for Scientific Research、CNRS)は23日、地球温暖化によって北極海で氷の溶解が進み、2年間でフランス国土の2倍に相当する海氷面積が減少したとの調査結果を発表した。
調査を行ったのは、北極海全域での気候変動の影響を調べている欧州の調査機関「ダモクレス(DAMOCLES)」。発表によると、2007年9月に観測された海氷面積は413万平方キロメートルで、2005年の530万平方キロメートルからわずか2年間で急減した。
ダモクレスのコーディネーターでNCSR研究主任のジャンクロード・ギャスカール(Jean-Claude Gascard)氏は、「2007年夏には予測していなかった大幅な減少を記録した。減少のペースは、予測の2 - 3倍だ」と警告。氷冠の解ける速度も加速していると指摘した。
その上で2008年について、「夏にはさらに溶解が進み、110万平方キロメートルが失われる恐れがある」と述べ、「あらゆるレベルにおいて危機的な年になる」と警鐘を鳴らした。(c)AFP/Guy Clavel
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