【12月3日 AFP】絶滅の危機にひんしているスマトラサイが、マレーシアで十数年ぶりに撮影され、絶滅回避への期待が高まっている。
ニュー・ストレーツ・タイムズ(New Straits Times)が2日に掲載した写真には、体の一部しか映し出されていないものの、専門家はしわの寄った大腿部からスマトラサイであることは間違いないと断言する。撮影場所は明らかにされていない。
スマトラサイの足跡は2001年にジョホール(Johor)州で発見されているものの、野生の姿が確認されたのは、1994年に北部ペラ(Perak)州の森から迷い出たところを発見されたのが最後だという。
世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature、WWF)によると、スマトラサイは絶滅危惧(きぐ)種で、インドネシアのスマトラ(Sumatra)島、ボルネオ(Borneo)島北部のサバ(Sabah)州、マレー半島でわずかに生息するのみ。
なかでも体や歯が小さく、頭部の形に特徴の違いが見られるボルネオ亜種は最も個体数が少なく、WWFによるとわずか25-50頭のみ生息しているという。
2007年3月にはボルネオ亜種の映像が撮影されている。(c)AFP
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