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フィリピン南のセレベス海で海洋調査、多様な海洋生物を確認

  • 2007年10月17日 13:42 発信地:マニラ/フィリピン
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2007年10月16日、フィリピン南のセレベス海(Celebes Sea)の米・フィリピン共同調査を終えてマニラ(Manila)港に帰港し、調査機器を船から降ろす乗組員。(c)AFP/LUIS LIWANAG

【10月17日 AFP】(記事更新)フィリピンの首都マニラ(Manila)で16日、同国南方沖のセレベス海(Celebes Sea)で米国とフィリピンの合同海洋調査チームが10月初頭に行った調査の結果が報告された。

 調査を主導したのは、ウッドホール海洋研究所(Woods Hole Oceanographic Institute)とナショナルジオグラフィック協会(National Geographic Society)。水深5キロ付近までを対象に、新種の可能性がある50-100種の海洋生物を採取した。

 調査チームによると、ナマコや映画『ファインディング・ニモ(FINDING NEMO)』に登場したカクレクマノミ、頭部に触手を持つ軟体生物などの新種とみられる生物が多数確認されたという。

 調査対象となった地域は、フィリピン、インドネシア、マレーシアに囲まれたいわゆるコーラルトライアングル(サンゴ礁三角地帯)に位置する。海面上昇により孤立した環境を保ってきたため、ほかでは見ることのできない海洋生物が生息する可能性があるという。

 調査責任者のウッドホール海洋研究所のラリー・マディン(Larry Madin)氏は、報告会でのビデオプレゼンテーションで「世界的にも海洋生物種の多様性がみられながら、まだほとんど調査されていない地域だ」と説明した。

 採取した生物のなかでも頭部に触手がある軟体生物については、マディン氏も「まったく不明」だといい、「新種の大発見となるかもしれない」と期待を示した

 調査チームが採取した生物が新種であった場合は、数週間の調査の後に発表される。(c)AFP
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