2007年8月17日、北京で大規模な交通規制実施中、市内を走るバス。(c)AFP/Peter PARKS
【8月21日 AFP】北京市当局は20日、同市が北京五輪期間中の大気汚染改善に向けた実験として17-20日に実施した大規模交通規制について、「効果はあった」との見解を発表した。
交通規制では、1日あたり自動車130万台を通行禁止にした。北京市環境保護局の杜少中(Du Shaozhong)副局長は、「五輪期間中の大気汚染改善に対し、充分な効果が見られた。価値ある実験だった」と評価した。
環境監視センターの19日の発表によると、5段階の大気汚染指数は、開始前日の16日には3級「わずかに汚染している」だったが、規制開始後の3日間は2級「かなり良い」に改善されたという。ちなみに、1級と2級は「(大気汚染が少なく)青空の状態」と見なされるという。
しかし、世界最悪の汚染都市といわれる北京市内は、規制期間中、「青空」どころかスモッグに覆われた灰色の空が広がるばかりだった。
1日300万台ともいわれる自動車の排気ガスが、北京の大気汚染の主な要因になっているとされる。しかも北京では、毎日1200台づつ通行車両が増えているという。、改善のきざしが見えない大気汚染は、五輪の出場選手や大会関係者にとって頭痛の種になっている。
専門家によると、北京は三方を山に囲まれていることもあり、無風で曇天の日にはは汚染物質が滞留しやすくなるという。(c)AFP




