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太古のグリーンランド南部には森林が存在、DNAが示す

  • 2007年07月06日 22:57 発信地:ワシントンD.C./米国
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DNAの二重らせん構造を示すイラスト。(c)AFP

【7月6日 AFP】北極圏に近いグリーンランド南部に、90万年前から45万年前まで森林が存在していたことが分かった。国際研究チームが5日、米科学誌「サイエンス(Science)」に発表した。

 研究チームは氷床下部2000メートル付近で採取した氷から、寒帯にみられるような森林が存在していたことを示す樹木や植物、チョウやクモといった昆虫のDNAを抽出。分析した結果、これらのDNAがこれまで抽出に成功したものの中では最古の90万年前から45万年前のものであることが分かった。

 グリーンランドにこうした森林が存在したのは、240万年前までというのが従来の一般的な見方だった。

 さらに氷から採取されたサンプルから、夏期の気温が10度に達したこと、冬期でも氷点下17度程度だったことも明らかになった。また、先の間氷期(13万年前から11万6000年前)の平均気温が現在よりも5度高く、氷床が完全には溶解しなかったことも判明した。

 研究論文の共同著者、カナダのアルバータ大学(University of Alberta)のマーティン・シャープ(Martin Sharp)氏は、「今回の発見により、当時の自然環境をいっそう正確に復元できるようになるだろう」と述べた。(c)AFP

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