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IPCC報告書の執筆者、「猛暑の恒常化」を警告 - スイス

  • 2007年04月12日 09:03 発信地:スイス
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写真は、猛暑に見舞われたフランスのリヨン(Lyon)で、スプリンクラーのもとで暑さをしのぐ人々(2006年7月22日撮影)。(c)AFP/JEAN-PHILIPPE KSIAZEK

【ジュネーブ/スイス 12日 AFP】地球温暖化に伴い、欧州では夏の猛暑が恒常化する可能性がある。前週発表された国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書を受け、同報告書の執筆にあたった複数の専門家が11日、警告した。

 同報告書の「生態系」の章を担当したスイス連邦工科大学(Swiss Federal Institute of Technology)チューリッヒ校のAndreas Fischlin教授は、「今後は恒常的に、2003年の猛暑と同程度またはそれを上回る猛暑になる可能性がある」と指摘した。

 2003年8月、欧州は記録的な熱波に見舞われ、年配者を中心に、脱水症などにより約7万人の死者が出た。

 同じく同報告書の執筆にあたったジュネーブ大学のMartin Beniston教授は、「今世紀は、2003年をはるかに上回る猛暑に幾度も見舞われる可能性がある」と警告。しかしながら、諸国政府の当局や各個人が十分な予防措置を講じた場合、死者数は2003年度の20%程度に抑えることが可能だとするとともに、「猛暑に順応することで、死者数の増加は抑えられるだろう」と指摘した。

 写真は、猛暑に見舞われたフランスのリヨン(Lyon)で、スプリンクラーのもとで暑さをしのぐ人々(2006年7月22日撮影)。(c)AFP/JEAN-PHILIPPE KSIAZEK
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