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気候変動政府間パネル、「1.5-2.5度の気温上昇で動植物の30%が絶滅」 - ベルギー

  • 2007年04月06日 20:00 発信地:ベルギー
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写真はオーストラリアの動物園で飼育されている、地球温暖化の影響で絶滅が危惧されるホッキョクグマ(2001年11月17日撮影)。(c)AFP/GERARD CERLES

【ブリュッセル/ベルギー 6日 AFP】国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ(Rajendra Pachauri)議長は6日、ブリュッセルで開催中の第2作業部会において、「気候変動がもたらす社会的・経済的影響に関する報告書」の提出に合意したと発表。この報告書は、気温が1.5-2.5度上昇することにより、動植物の最大30%が絶滅の危機にひんする」と警告する。

 第4次となる今回の報告書には、「化石燃料由来の大気汚染や、その他の温室効果ガスの影響により、地球温暖化が進行。降雨パターンの変化、台風の規模拡大、干ばつ・洪水・その他水災害の拡大、氷河溶解や氷床浸食の加速といった影響が予想される」と明記されることとなった。

 報告書によれば、温暖化は、すでに人類と野生に多大な影響を世界規模で及ぼしつつあるという。コンピューターを使用した気候モデリングでは、「温室効果ガスの排出削減対策がなされなければ、いずれ大惨事を招く」とする結果も出ている。

 特に気候変動の影響を受けやすいのは発展途上国。さらに、平均気温が1990年比で2-3度を超えた場合、世界のあらゆる地域で温暖化による損失が拡大するという。

 今回の第2作業部会の会合では、報告書の記述内容について米国、中国、サウジアラビアの政府代表らが反発し、議論が紛糾していた。

 写真はオーストラリアの動物園で飼育されている、地球温暖化の影響で絶滅が危惧されるホッキョクグマ(2001年11月17日撮影)。(c)AFP/GERARD CERLES
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