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政府、捕鯨船「日新丸」に関する説明を日本政府に求める - ニュージーランド

  • 2007年02月23日 13:37 発信地:ニュージーランド
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写真は17日、補給船などとつながれた日新丸。AFP PHOTO/DANIEL BELTRA

【ウェリントン/ニュージーランド 23日 AFP】ニュージーランド政府は23日、環境汚染をもたらす危険がある破損した日本の調査捕鯨船が南極海域に停泊を続ける理由を説明するよう、日本政府に要請した。

 調査捕鯨船「日新丸」は15日、南極海を航行中に火災を発生。その際、乗組員1人が死亡した。現在はメインエンジンが復旧し航行可能な状態になったとされている。だが、南極大陸からわずか100キロ沖合で燃料130万リットルを積載したまま停泊を続けていることから、燃料の流出による環境汚染が懸念されている。

 これを受けて、ニュージーランドのクリス・カーター(Chris Carter)環境相は23日、日新丸に対し南極海から早急に移動するよう要請。さらに日本の斎藤正樹駐ニュージーランド特命全権大使に電話で危惧を伝えたが、日本側の反応は「あいまいなものだった」という。

 ニュージーランドの海事管理当局は日本大使館に、日新丸が航行可能になったかについて質問状を送っている。これに対し大使館側は「エンジンが復旧し、事態は好転している」という楽観的な報告を繰り返しているが、結果的に日新丸は現在も南極海に停泊を続けているという。
 
「自力で航行を再開したら、エンジンが復旧したことを認めるが、現時点で、そうした兆候は一切見られない」とカーター環境相は指摘している。

 これに対し、国際捕鯨委員会(IWC)日本代表団のグレン・インウッド(Glenn Inwood)報道官は、「日新丸のメインエンジンは復旧しているが、乗組員らは現在、同船の他部分の修復作業に当たっており、これが終了するまで航行はしない意向である」と説明。日新丸が停泊しているロス海(Ross Sea)海域の天候は今のところ良好で、流氷が接近する恐れもないと述べている。

 写真は17日、補給船などとつながれた日新丸。AFP PHOTO/DANIEL BELTRA

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