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熱帯雨林保護3か国共同宣言、米国が歓迎 - インドネシア

  • 2007年02月13日 19:24 発信地:インドネシア
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写真はボルネオ島のうちマレーシアのサバ(Sabah)州にあるサバ野生動物保護区に住むオランウータン。(c)AFP/SABAH WILDLIFE DEPARTMENT

【ジャカルタ/インドネシア 13日 AFP】マレーシア、インドネシア、ブルネイの3か国が12日に署名した熱帯雨林保護に関する共同宣言に、米国が歓迎の意を表明した。

 共同宣言は、3か国が共有するボルネオ(Borneo)島のうち「ボルネオの心臓(Heart of Borneo)」として知られる熱帯雨林の保護をうたったもの。環境保護団体、世界自然保護基金(WWF)によると、3者はボルネオ島の三分の一、22万平方キロメートルを占める同熱帯雨林の共同保護に合意したという。

 在ジャカルタ(Jakarta)米国大使館は声明を発表し、「ボルネオ中心部における保護地域の創設と環境保護の強化、熱帯雨林資源の効果的な管理について共同作業するためのネットワークづくり」と宣言を評価した。米政府はこれまでに、ボルネオ島における違法伐採や野生動物の密売を取り締まるイニシアチブのために10万ドル(約1215万円)の援助を約束している。

 WWFによると共同宣言は、インドネシアとマレーシアの国境沿いカリマンタン(Kalimantan)を予定地としていた同島最大のヤシ油プランテーションの建設計画の中止にも合意した。「中国資本が援助していたプランテーションは、熱帯雨林のうち180万ヘクタールに及ぶ規模で計画されていた。”ボルネオの心臓”に長期的に、致命的なダメージを与えることが予測されていた」とWWFはしている。

 ボルネオ島の熱帯雨林は、持続不可能な伐採や森林火災、プランテーション用地への転換などに脅かされ続けてきた。

 インドネシア全体では1996年以降、年間2000万ヘクタールを喪失する勢いで森林破壊が進んでおり、ボルネオ島の原生林は現在、元の半分の面積しか残っていない。

 ボルネオの原生林にはオランウータンやゾウ、サイなどの絶滅品種13種のほか、350種以上の鳥類、150種以上のは虫類や両生類、約1万5000種の植物が生息する。昨年1年間でも50種類以上の新種が見つかるなど、現在もさまざまな生物が発見されている。

 写真はボルネオ島のうちマレーシアのサバ(Sabah)州にあるサバ野生動物保護区に住むオランウータン。(c)AFP/SABAH WILDLIFE DEPARTMENT
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