写真は2004年1月11日にクロフォード(Crawford)で撮影されたもので、テキサス州(Texas)郊外の高速道路の真ん中に転がるスカンクの死体。(c)AFP/Paul J. RICHARDS
【モントリオール/カナダ 12日 AFP】重さ1.8キロのメスのスカンクが、水も食事もなしに5日間密閉されたトラックの荷台に積まれ、カリフォルニア州(California)から国境を越え、約5000キロ離れたカナダのモントリオール(Montreal)にたどり着いた。。
野生動物当局は、このスカンクが2006年12月の末にカリフォルニア州のトーランス(Torrance)でゴム管の中で眠ってしまい、そのままトラックに積み込まれたのではないかと推測している。スカンクにはに軽度の脱水症状がみられたが、ほかに異常はなかったという。カナダのナショナル・ポスト(National Post)紙が伝えた。
■ 帰る方法を模索
問題は、このスカンクを元の場所へ戻す方法が見つからないこと。航空会社や運送会社では、スカンクが道中で悪臭を放つことを懸念し、受け入れを拒否している。エア・カナダ(Air Canada)の広報担当者、Peter Fitzpatrick氏は「荷物室に悪臭が充満する危険があるので、肛門腺の除去手術をしない限り運搬することはできない」と述べている。
このスカンクはトロント野生動物センター(Toronto Wildlife Center)で一時的に保護されている。同センターのNathalie Karvonen氏は、「カナダ国内で外来種を放すことは法律で禁じられている。スカンクは縄張り意識が非常に強いため、ここで放しても大型のスカンクとケンカをして、すぐに死んでしまうだろう」とナショナルポスト紙で見解を述べている。なお、安楽死させるという選択肢はないことも強調している。
写真は2004年1月11日にクロフォード(Crawford)で撮影されたもので、テキサス州(Texas)郊外の高速道路の真ん中に転がるスカンクの死体。(c)AFP/Paul J. RICHARDS
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